犬にりんごジュースは理想的な栄養!健康につながる5つ効果と注意点

「犬にりんごを食べさせると健康に良いって聞いたけど?」と犬の健康にも「りんご」が良いって話を聞いたことありませんか?
人間でも同じことが言えますが、「りんご」を食べることはすごく健康的なイメージがありますよね。
結論から言いますと、犬もりんごを食べさせると様々な効果から健康にとても良いのです。
ただし、りんごは皮をむいたり、種を取ったり、切ったらすぐ酸化してしまうので早めに食べさせないといけません。
犬の健康に良いから食べさせてあげたいですが、少し面倒ですよね。
そこで、手軽にりんごの栄養素を与えることができる「りんごジュース」に注目してみました。
「え?犬にりんごジュースを飲ませても大丈夫なの?」という疑問を感じるかもしれないですが、りんごジュースは犬に飲ませても大丈夫です。ジュースと言っても、そのままのりんごと同じレベルの効果が期待できます。
もちろん、リンゴジュースを飲ませる際も必ず注意点が存在しますので、りんごジュースが犬に与える効果と共にぜひ参考にしてみてください。

りんごジュースが犬に与える5つの健康効果

りんごジュースが犬に与える5つの健康効果

りんごが犬にとっても健康だと言えるのは、一体どんな効果があるからなのでしょうか?
まずはりんごジュースを犬に与えることで期待できる健康効果を5つ挙げてみました。

抗酸化作用による老化防止

りんごジュースには「カテキン」や「ポリフェノール」が含まれているため、抗酸化作用による健康維持が期待できます。
抗酸化作用には犬の身体の細胞を守る働きがあり、細胞を攻撃する活性酸素を除去してくれるんです。
細胞を守ることで、老化防止や加齢による動脈硬化・糖尿病などの病気の予防につながります。
さらに、「ポリフェノール」には血液中の悪玉コレステロールを除去して、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
筋肉を強くし、脂質の消化や吸収も抑える効果があるので、デトックス効果だけでなく、肥満体質の愛犬のダイエットサポートにも期待できますね。ただし、「ポリフェノール」はりんごの皮に多く含まれているので、りんごジュースでは減っている可能性があります。

腸内環境の改善

りんごには食物繊維の「ペクチン」という成分が豊富に含まれています。
「ペクチン」は腸内の悪玉菌の増加を抑え、善玉菌を増やすことで、腸内環境を正常に整えてくれる効果があります。
腸内が正常に保たれていれば良質な栄養素が効率良く吸収できるので、健康維持には欠かせない効果ですね。
特に便秘気味の子におすすめですが、腸内バランスが悪くなっている下痢の子にも改善が期待できます。
また、「ペクチン」は腸内サポートだけではなく、血糖値上昇を抑え老廃物や余分な脂肪も身体の外に排出してくれる効果もあるとされています。

疲労回復効果

りんごジュースに含まれている「りんご酸」や「クエン酸」は犬の疲労を回復してくれる効果があります。
りんご酸は身体の代謝を促進し、クエン酸は疲労の原因である乳酸を分解してくれるのです。
犬も疲れてしまうと免疫力が低下してしまい、様々な病気につながることがありますので、疲労回復効果も健康維持には重要ですね。
また、りんごの有機酸は腎臓・泌尿器疾患の予防に良いとされているので、尿路結石の「シュウ酸カルシウム結石」の予防にも期待できます。

シュウ酸カルシウム結石とは?
尿路中のカルシウムが結晶化してしまう泌尿器疾患。ミネラルバランスを崩すと引き起こし、激しい痛みと共に尿が出にくくなる症状が特徴です。

高血圧・腎臓病予防

りんごにはミネラルのひとつである「カリウム」が多く含まれています。
「カリウム」は犬の利尿作用があり、不要な塩分を排出して代謝を高めてくれる効果があります。
高齢犬に起こしやすい、高血圧や腎臓病の予防にも期待できるとされています。

ただし、カリウムは過剰摂取してしまうと「高カリウム血症」を患うリスクがありますので、カリウムの摂取量には注意しましょう。
りんごジュースにもよりますが、200ml中のカリウム含有量は約150mgほどです。

高カリウム血症とは?
血中のカリウム濃度が異常に上がってしまうことで引き起こします。筋力低下、四肢の痺れ、吐き気、不整脈などの症状があります。不整脈から心停止を起こし、最悪死に至ることもある恐ろしい病気です。

ビタミンの補給

りんごには犬の健康維持に必須のビタミン類がバランス良く含まれています。
ビタミンは犬の身体の機能維持や成長、様々な病気から守るための免疫力をサポートしてくれます。
特に高齢犬や体調不良の時は、ビタミンを作る能力が低下しているので、不足分を補う効果としておすすめです。

りんごジュースを飲ませる際の注意点

りんごジュースを飲ませる際の注意点

りんごジュースは健康につながる効果がありましたが、犬に飲ませてあげる際には注意点があります。
特に難しいことはありませんが、間違えていると犬の身体の害にもなりかねますので気をつけてくださいね。

無添加の果汁100%ストレートタイプを選ぶ

市販されているりんごジュースには「果汁50%」や「濃縮還元」などがありますが、砂糖や甘味料、保存料などが入っているため、犬の健康のためにはおすすめしません。
そのため、添加物の入っていない「無添加の果汁100%ストレートタイプ」のりんごジュースを選びましょう。
「ストレートタイプ」というのは、絞り出したりんご果汁をそのまま低温で冷凍保存したものです。
「濃縮還元」などと違い、りんごの成分品質が保たれているので、「ストレートタイプ」を選んだほうが犬にとっても健康的ですね。

「無添加の果汁100%ストレートタイプ」のおすすめりんごジュース

スーパーやコンビニで売っているりんごジュースは、「濃縮還元」のものがほとんどでしたので、通販で購入できるおすすめのりんごジュースを紹介します。

JA全農あおもり 希望の雫 りんごジュース
JA全農あおもり 希望の雫 りんごジュース

りんごジュースに加工する際に空気に触れさせない製法「密閉絞り」を採用しています。無添加でそのままのりんご以上においしさを楽しめるりんごジュースです。

約2,478円 (税別)

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津軽ロイヤルりんごジュース
津軽ロイヤルりんごジュース

りんご農家さんがそのまま絞った自然のりんごジュースです。香料や添加物を一切使用していない、まさにりんごそのものを味わえることができます。

約4,548円 (税別)

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飲ませすぎない

どんな食べ物や飲み物でも言えますが、健康に良いからといって過剰摂取をしてしまうと逆に犬の身体へ悪影響を与えます。
りんごジュースは糖質も多いため肥満や下痢、高カリウム血症なども引き起こしてしまう恐れがあります。
1日に与えるりんごの量(個体換算)は小型犬では約10g、中型犬では約20gまでに留めておきましょう。
りんごジュースを毎日与えても問題ありませんが、愛犬の体調に変化がみられたらすぐ中止してください。

最初は少しずつ飲ませる

最初は水で3〜4倍ほど薄めて少しずつ飲ませてあげてください。
りんごジュースを飲ませた後は、犬の体調や様子に変化がないか必ず確認すること。
特に変化がなければ問題ありませんが、体調を崩したりいつもと様子が変に感じたら飲ませないようにしてください。
また、りんごを摂取することで皮膚の炎症や下痢、アレルギー反応が出る可能性もあります。
もともとアレルギー持ちの場合は、交差反応を引き起こすこともありますので、特に注意が必要です。

交差反応とは?
アレルギーの食べ物と分子構造が似ている別の食べ物を摂取することで、アレルギー反応を起こす症状。特に同じバラ科(モモ、ナシ、サクランボ 、イチゴ)でアレルギーが出てる場合は注意が必要です。

りんごジュース以外でも犬が大丈夫な果物は?

りんごジュース以外でも犬が大丈夫な果物は?

犬にとってりんごジュースは様々な健康効果がありましたね。
そこで気になった方もいるかと思いますが、りんご以外の果物はどうなんでしょうか?
簡単にですが気になった方のために、犬に食べさせても大丈夫な果物と犬に食べさせてはいけない果物をそれぞれ挙げてみました。

犬に食べさせても良い果物
  • バナナ:便秘の改善、抗酸化作用、高血圧予防
  • いちご:老化防止、ビタミンCの補給
  • 梨:老廃物の排出、高血圧予防
  • みかん・オレンジ:皮膚の健康維持、ビタミンCの補給
  • 桃:腸内環境の改善、抗酸化作用、老廃物の排出

どの果物も皮や茎、種などに毒性がある場合が多いので、犬に食べさせる時は果実のみ食べさせてあげてください。
また、過剰摂取は健康を阻害するため厳禁!
りんごと同様のことが言えますが、食べさせてもいい量は少量が基本です。

犬に食べさせてはいけない果物
  • ぶどう
  • レーズン
  • マスカット
  • イチジク

犬にとって絶対に与えてはいけない果物は「ぶどう」です。
量によっても命に関わることがありますので、少量でも絶対に食べさせないでください。
詳しい詳細はこちらの記事でも解説してありますので、参考にしてみてください。

栄養バランスよくりんごを食べさせる最適な方法は?

栄養バランスよくりんごを食べさせる最適な方法は?

りんごジュースで得られる効果は、犬の健康にとってかなり期待できましたね。
でも、与える量とかジュースを準備する手間などがちょっと面倒に感じた方には、りんごの成分が含まれたドッグフードをおすすめします。総合栄養食であるドッグフードであれば、理想的な栄養バランスが取れて、給与量もしっかり決まっているので、手間なく愛犬を健康的な食生活にしてあげることができます。
ぜひこちらも参考にしてみてください。

りんごが入っているおすすめドッグフード

モグワンドッグフード
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3,960円
詳しくはこちら

モグワンドッグフードの特徴
新鮮な鶏肉・魚や厳選された野菜・果物をバランスよく配合。手作り食のレシピから考えられているので、おうちで作ったような愛情を感じる安心・安全プレミアムドッグフードです。 余計な添加物は一切使用せず、穀物も不使用(グレインフリー)なので、毎日食べる食事から愛犬の健康を徹底的に追求しています。 また、高タンパク・低カロリーで栄養満点のため、子犬から高齢犬まで幅広く対応。最高ランクのドッグフードだとおすすめできます。

特徴まとめ
  • 鶏肉とサーモンの良質なタンパク質が取れる
  • 消化しにくい穀物を一切使用していない
  • 国産・無添加だから安心
  • 人も食べられる食材のみ使ってる
内容量1.8kg
価格3,960円
対応品種・年齢全犬種・全年齢
主原料チキン&サーモン
穀物不使用
添加物不使用
粒の大きさ小粒(7mm)
カロリー(100gあたり)344kcal
賞味期限未開封で製造から18ヵ月
原産国イギリス
販売元株式会社レティシアン
1日あたりのコスト
(5kgの成犬の場合)
約229円
割引初回購入割引
定期購入割引
まとめ買い割引
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カナガンドッグフード
最高品質カナガンドッグフード

カナガンドッグフードは厳選された食材のみを使った最高品質のドッグフードです。主原料は鶏肉。全年齢・全犬種に対応しているため、栄養バランスの優れたおすすめのドッグフードです。

3,960円 (税抜)
詳しくはこちら

カナガンドッグフードの特徴
新鮮なチキンや動物性タンパク質を60%使用、穀物不使用(グレインフリー)、人工添加物不使用、食物繊維を含み消化のよいサツマイモを使用、ビタミンとミネラルを豊富に含んだ野菜・ハーブを使用しているなど、高品質で安全なドッグフード。
カナガンのすべての原材料は、人間も食べられる食材を厳選して使用されています。高タンパク・高脂質・低炭水化物で、犬の健康を第一に考えた理想的な栄養バランスなので、もっとも安全なドッグフードとしておすすめできます。

内容量 2kg
価格 3,960円
対応品種・年齢 全犬種・全年齢対応
主原料 チキン
穀物 不使用
添加物 不使用
粒の大きさ 小粒(7mm)
カロリー (100gあたり)約361.25kcal
賞味期限 常温未開封で製造日より18ヶ月
原産国 イギリス
販売元 株式会社レティシアン
1日あたりのコスト(5kgの成犬の場合) 約194円
割引 定期購入割引
まとめ買い割引
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【まとめ】りんごジュースは犬にとっても健康的な栄養に!

【まとめ】りんごジュースは犬にとっても健康的な栄養に!

犬にりんごを食べさせるのは本当に健康的なのか、りんごの成分効果から注意点まで解説してみました。
与える量や健康状態には注意しないといけないですが、どんな食べ物でも共通して言えることなので、そこまで問題ないかと思います。
ちなみにりんごジュースを与えてみて分かったのですが、りんごが甘くて美味しいのでとても嬉しそうに飲んでくれていました。
長生きしてもらうためにも、愛犬にも楽しく健康的な食生活にしてあげたいですね。

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