犬のアレルギーにおすすめドッグフード決定版!絶対に知っておくべき選び方
愛犬がアレルギー診断された飼い主の方は、「愛犬のアレルギーに合った良いドッグフードが知りたい」「アレルギーの種類が多くて、どんな餌を与えればいいか分からない」って悩みますよね?
犬によってアレルギー反応のある食べ物は全く違いますので、愛犬に食べさせても大丈夫なドッグフードを飼い主が慎重に選ばないといけません。
なぜなら、間違ったドッグフードを選んでしまうと「アレルギーが改善されず悪化してしまうから」です。
では、どのようなドッグフードがアレルギー改善に良いのでしょうか。
愛犬のアレルギーの種類が多いと選ぶのが難しく感じるかと思いますが、心配ありません。
アレルギー症状を改善するためのドッグフードの選び方は、4つのポイントを押さえるだけで大丈夫です。
また、簡単に選べるようにアレルギー対応のおすすめドッグフードを主原料別(肉・魚・野菜)に挙げてみましたので、参考にしてみてください。
食物アレルギーによる症状がなかなか改善されない3つの理由
食物アレルギーが疑われる犬の症状には下痢、嘔吐、痒み、皮膚炎、外耳炎、マラセチア、喘息などが挙げられます。
餌や処方薬などで診断されたアレルギーに対処しているのに、「なかなかアレルギー症状が改善されない」「むしろ症状が悪化している」といった場合には、必ず原因となっている理由があります。
大きく分けて3つの理由が考えられますので、愛犬に合わせてひとつひとつ確認してみてください。
- 1.犬に食べさせているドッグフードが合っていない
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病院の検査でも全てのアレルゲンを正確に特定できないため、獣医さんに勧められたドッグフードでも、含まれている何らかの原材料によってアレルギー反応がでている可能性があります。
その場合は獣医さんと相談した上で、体調を見ながら別のドッグフードに変えてみてください。注意点はドッグフードに含まれている原材料を必ずチェックすること、短期間で頻繁にフードを変えないことです。
手作り食という選択肢もありますが、栄養バランスの調整と大丈夫といえる食材を選ぶことが難しく、アレルギーの原因が特定できるまでは避けておいたほうが良いかもしれません。
- 2.食べ物以外に原因がある
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食物アレルギーは皮膚炎以外に下痢や軟便など、消化器官系に症状がでることが特徴です。
もし、痒みや皮膚の炎症などの症状だけで下痢などはない場合は、他のアレルギーが併発している可能性もあります。アレルギー性疾患は食物アレルギーを含めて大きく分けると4種類ありますので、それぞれの症状が当てはまるのか確認してみてください。
食物アレルギータンパク質(肉類・乳類・穀類)などのアレルゲンに反応して皮膚炎、下痢などの消化器官症状を引き起こすアレルギーです。
症状が似ているアトピー性皮膚炎にはみられない口周り、背部、肛門、陰部周辺などにも皮膚症状が認められています。多くは3歳未満に発症しますが、4〜10歳の高齢犬でも発症する可能性があります。
アトピー性皮膚炎動物のフケや食べ物のカス、埃、ノミやダニなどの死骸・糞といったハウスダスト、スギやヒノキの花粉などのアレルゲンに反応して皮膚炎を起こすアレルギーです。
アトピー性皮膚炎は食物アレルギーと並んで最も多い疾患のひとつ。食物アレルギーとよく似た症状を引き起こすため、診断が容易ではないですが、最近ではアトピー性皮膚炎かどうかを判断するための診断項目があります。
- 3歳以下で発症
- 主に室内飼育
- グルココルチコイド(ステロイド剤)に反応する痒み
- 初発症状は皮膚に異常がないかゆみ
- 前肢端に皮膚症状がある
- 耳介に皮膚症状がある
- 耳の辺縁に皮膚症状がない
- 腰背部に皮膚症状がない
出典:Favrotの犬アトピー性皮膚炎の診断基準 2010年版
上記に5個以上当てはまると8割の確率でアトピー性皮膚炎と診断されます。
ただし、この診断項目はあくまで統計的なものなので、皮膚症状が見られたら自己判断せず、必ず獣医さんの診断を受けてください。ノミアレルギーノミや蚊などに噛まれた際に反応して皮膚炎を起こすアレルギーです。
最近では飼い主の意識が向上したことで、ノミ・ダニの駆除や室内飼育の増加によって発症例は少なくなっています。現状は発症していないだけで、ノミの唾液成分に陽性反応を示すことはありますので、症例が全くなくなったわけではありません。
接触性皮膚炎金属や犬用シャンプー、薬など化学物質に反応して皮膚炎を起こすアレルギーです。
接触性皮膚炎は全国的にも発症した報告例は少なく、稀な症例とされています。
- 3.治療方法(餌・病院・環境)を短期的に変えている
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犬のアレルギーの原因特定は動物病院でも難しく、治療には長い時間が必要になります。
アレルギー症状が改善されるまで、長くなると数ヶ月かかることも。
そのため、飼い主が「餌を頻繁に変える」「病院を転々とする」「生活環境を変える」などと自己判断をすると、長期治療の視点からはNGです。現在の医療技術をもってしてもアレルゲンを正確に特定することはできません。
血液検査などのアレルギー検査で分かるのは、あくまで推測までとされています。また、症状として痒みや皮膚に炎症があるからといっても、細菌感染や皮膚の乾燥、膿皮症、毛包炎、内臓の病気など必ずしもアレルギー性のものとは限らないこともあります。
病院ではそうした複合的な要因をひとつずつ除去をすることで、原因を判断して治療へと結びつけていきます。
愛犬の症状がなかなか改善されないときは不安でとても辛いですが、獣医さんを信頼して根気強く向き合うことが最善の治療方法だといえます。
アレルギー対応ドッグフードを選ぶための4つのポイント
食物アレルギーは犬の個体差(犬種、年齢、体質)によってアレルゲンの種類や症状が違うため、食べさせても大丈夫なドッグフードは全く異なります。
そうした背景からアレルギー対応したドッグフードといっても、必ず愛犬に合わせて選ばないといけません。
アレルギーに対応するための基本的な4つのポイントを挙げましたので、どれを選んでいいのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- 1.アレルギー反応の出た原材料を含んでいない
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まずは病院で診断されたアレルゲンを原材料に含んでいないドッグフードを選ぶことが第一です。
獣医さんから処方されたドッグフードであれば、アレルゲンを避けたものを必ず選定しているはずなので問題ないと思います。病院で処方されたもの以外でも良質なドッグフードは数多くありますので、飼い主がアレルゲンをきちんと把握した上でフードを何種類か選んでおくほうが、アレルギー体質の犬にとって良い傾向です。
ドッグフードをできるだけ何種類か選んでおくべき理由は、後ほど解説していきます。
- 2.穀物が主原料ではない
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食物アレルギーを引き起こしやすい穀物(小麦、大麦、とうもろこし、大豆など)が主原料のドッグフードは避けましょう。
そもそも消化に時間がかかる穀物は腸が短い犬にとっては消化しにくく、穀物量が多いと消化不良による下痢、軟便、嘔吐を起こしやすいです。
また、避けるべき理由として消化不良による症状と食物アレルギー症状とを混同してしまうこともあります。穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードがおすすめですが、アレルギー反応がない穀物であれば入っていても問題はありません。
穀物の栄養素自体は犬にとっても身体に良いのです。しかし、穀物によって新たにアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性を考えると、そのリスクを避けるためとして穀物不使用を勧めています。
- 3.人工添加物を含んでいない
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ドッグフードによっては酸化防止剤、保存料、香料、着色料、調味料として人工添加物が入っています。
人間でも同じことが言えますが、添加物は犬の身体に悪影響しか与えません。ドッグフードに含まれているごく少量の添加物を食べたとしてもすぐに影響はありませんが、身体に少しずつ蓄積することで、将来的に重い病気などを引き起こす可能性があるのです。
特にアレルギーは一生涯付き合っていかないといけない病気です。
アレルゲン以外でも、添加物のような愛犬の身体に負担のかかるものは避けましょう。
- 4.オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸を含んでいる
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オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸というのは、犬の体内では生成することができない「必須脂肪酸」といわれる栄養素です。
食べ物からしか摂取することができず、犬の身体に良い影響を与えることで注目されています。特にオメガ3脂肪酸(アルファ・リノレン酸・EPA・DHA)は皮膚の炎症やアレルギー反応、関節炎、認知症、心臓・腎臓疾患、癌、免疫低下などを抑える働きを持っていますので、アレルギーではなくても犬には必要な栄養素ですね。
オメガ6脂肪酸(リノール酸)は犬の成長・傷の治癒促進、皮膚や被毛の健康維持、肝機能を正常にするなどの働きを持っています。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はバランスが大切なため、どちらかに偏りすぎると逆に悪影響を及ぼすこともあります。
オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸のバランスの良い比率は「1:4 〜 1:10」と言われています。アレルギー症状を抑えたいからといって、サプリメントなどで過剰に与えないように注意してください。
【オメガ3脂肪酸(アルファ・リノレン酸・EPA・DHA)が多く含まれている食材】魚油、亜麻仁油、しそ油、緑色野菜、海藻、豆類など
【オメガ6脂肪酸(リノール酸)が多く含まれている食材】サフラワー油、大豆油、ごま油、ヒマワリ油、コーンオイルなど
【主原料別】アレルギーの愛犬におすすめドッグフード
残念ながら、全ての食物アレルギーに対応しているフードはありません。
自然界の多くの食材には、アレルギーの原因であるアレルゲンが含まれているからです。
では、アレルゲンを全く含んでいない食材だけを与えれば良いかと言えば、食べられるものが限られてしまうため、犬にとって必要な栄養バランスを崩してしまいます。
栄養バランスを崩してしまいますと、アレルギーより深刻な病気を引き起こすことにも繋がります。
アレルギー反応を起こしてしまうのは、タンパク質が主な原因とされています。
タンパク質には大きく分けて肉類(肉・魚)、乳類、穀物の3種類です。
選び方の基本は、主原料の肉類を主体にアレルギー反応する原材料を含んでいないドッグフードを選んでいきます。
主原料別におすすめのドッグフードをピックアップしましたので、愛犬のアレルギーに合わせて参考にしてみてください。
- 肉類おすすめドッグフード3選
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犬は肉食動物なので、動物性タンパク質が健康には必要不可欠です。
高タンパクでエネルギー効率の良い肉類が、愛犬の食事としては一番適しているとされています。
こちらでは低アレルギーの肉類を主原料としたおすすめのドッグフードを挙げてみました。ドックフード名 主原料 穀物 添加物 カナガンドッグフード チキン なし なし アカナ フリーランダック 鴨肉 なし なし アランズナチュラルドッグフード ラム肉 玄米、全粒大麦、全粒オーツ麦 なし 肉類おすすめ「カナガンドッグフード」
- 最高品質カナガンドッグフード
カナガンドッグフードは厳選された食材のみを使った最高品質のドッグフードです。主原料は鶏肉。全年齢・全犬種に対応しているため、栄養バランスの優れたおすすめのドッグフードです。
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カナガンドッグフードの特徴
新鮮なチキンや動物性タンパク質を60%使用、穀物不使用(グレインフリー)、人工添加物不使用、食物繊維を含み消化のよいサツマイモを使用、ビタミンとミネラルを豊富に含んだ野菜・ハーブを使用しているなど、高品質で安全なドッグフード。
カナガンのすべての原材料は、人間も食べられる食材を厳選して使用されています。高タンパク・高脂質・低炭水化物で、犬の健康を第一に考えた理想的な栄養バランスなので、もっとも安全なドッグフードとしておすすめできます。内容量 2kg 価格 3,960円 対応品種・年齢 全犬種・全年齢対応 主原料 チキン 穀物 不使用 添加物 不使用 粒の大きさ 小粒(7mm) カロリー (100gあたり)約361.25kcal 賞味期限 常温未開封で製造日より18ヶ月 原産国 イギリス 販売元 株式会社レティシアン 1日あたりのコスト(5kgの成犬の場合) 約194円 割引 定期購入割引
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アカナ フリーランダックの特徴
アカナは動物本来の自然な食事をドッグフードで再現していることが特徴です。「フリーランダック」は放し飼い飼育された新鮮な鴨肉や胃に優しい新鮮な梨、スクワッシュ、カボチャなどの自然な食材を使用しています。含まれている原材料はカナダ地元産のみを使い、品質は徹底的に管理されています。穀物不使用、人工添加物も不使用なので安心して愛犬に食べさせることができます。内容量 340g / 2kg / 6kg / 11.4kg 価格 1,242円 / 5,724円 / 14,040円 / 20,520円 対応品種・年齢 全犬種・月齢6週間以上 主原料 鴨肉 粒の大きさ 大粒(12mm) カロリー (100gあたり)約339kcal 賞味期限 未開封で10ヶ月 原産国 カナダ 販売元 有限会社アカナファミリージャパン 1日あたりのコスト(3.5kgの成犬の場合) 約190円 - アランズナチュラルドッグフード
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アランズナチュラルドッグフードの特徴
アランズナチュラルドッグフードは自然の食材のみを厳選して使用、犬にとって余計なものを一切含まない無添加ドッグフードです。 良質なラム肉や野菜、ハーブによって栄養バランスを考えられているため、肉食動物の犬にとって消化吸収も良く健康的な食事をとることができます。 また、低アレルギーとされるラム肉を主原料としているので、アレルギーが心配な犬にも安心です。特徴まとめ- 低アレルゲンのラム肉を使っている
- シンプルな食材のみ
- 無添加だから安心
- 人も食べられる食材のみ使ってる
内容量 2kg 価格 3,960円 対応品種・年齢 全犬種・7ヶ月から対応 主原料 ラム 穀物 玄米・大麦・オーツ麦 添加物 不使用 粒の大きさ 小粒(7mm) カロリー (100gあたり)約339kcal 賞味期限 常温未開封で製造日より18ヶ月 原産国 イギリス 販売元 株式会社レティシアン 1日あたりのコスト(5kgの成犬の場合) 約178円 割引 定期購入割引
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- 魚類おすすめドッグフード3選
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魚類は高タンパク・低カロリーで消化が良く、健康な皮膚と被毛をサポートするオメガ3脂肪酸も豊富に含まれているので、食物アレルギーの愛犬にはおすすめです。
ドックフード名 主原料 穀物 添加物 アカナ パシフィックピルチャード イワシ なし なし オリジン 6フィッシュドッグ サバ、ニシン、カレイなど なし なし ナウフレッシュ グレインフリー フィッシュアダルト トラウト、サーモン、ニシン なし なし 魚類おすすめ「アカナパシフィックピルチャード」
- アカナ パシフィックピルチャード
アカナは様々な種類があり、ライフステージに合わせたドッグフードを選ぶことができます。
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アカナパシフィックピルチャードの特徴
アカナは動物本来の自然な食事をドッグフードで再現していることが特徴です。「フリーランダック」は放し飼い飼育された新鮮な鴨肉や胃に優しい新鮮な梨、スクワッシュ、カボチャなどの自然な食材を使用しています。含まれている原材料はカナダ地元産のみを使い、品質は徹底的に管理されています。穀物不使用、人工添加物も不使用なので安心して愛犬に食べさせることができます。内容量 340g / 2kg / 6kg / 11.4kg 価格 1,242円 / 5,724円 / 14,040円 / 20,520円 対応品種・年齢 全犬種・月齢6週間以上 主原料 イワシ 粒の大きさ 大粒(12mm) カロリー (100gあたり)約339kcal 賞味期限 未開封で10ヶ月 原産国 カナダ 販売元 有限会社アカナファミリージャパン 1日あたりのコスト(3.5kgの成犬の場合) 約190円 オリジン6フィッシュドッグの特徴
オリジン6フィッシュドッグは新鮮な海水魚・淡水魚を原材料の80%も使用した全犬種・全年齢対応のドッグフードです。 自然由来の抗酸化成分、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜やフルーツ、海藻を使用することで、愛犬に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。 もちろん穀類や人工添加物は一切使用していません。内容量 340g / 2kg / 5.9kg / 11.3kg 価格 1,296円 / 6,804円 / 16,200円 / 23,760円 対応品種・年齢 全犬種・全年齢 主原料 サバ 粒の大きさ 大粒(10~12mm) カロリー (100gあたり)約394kcal 賞味期限 未開封で製造から15ヶ月 原産国 アメリカ 販売元 株式会社OrijenJAPAN 1日あたりのコスト(3.5kgの成犬の場合) 約226円 ナウ フレッシュ グレインフリー フィッシュアダルトの特徴
ナウフレッシュ グレインフリー フィッシュアダルトは、新鮮なトラウト(鱒)やサーモン、ニシンを使用したドッグフードです。 食物アレルギーをサポートするために、ココナツ油やキャノラ油由来のオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸も豊富に含んでいます。 グレインフリーのため穀物類は一切使用していません。内容量 454g / 2.72kg / 11.34kg 価格 1,296円 / 6,156円 / 17,064円 対応品種・年齢 全犬種・1歳以上 主原料 トラウト 粒の大きさ 大粒(10~13mm) カロリー (100gあたり)約356kcal 賞味期限 未開封で製造から12ヵ月 原産国 カナダ 販売元 グローバル ペット ニュートリション株式会社 1日あたりのコスト(3.5kgの成犬の場合) 約205円 - アカナ パシフィックピルチャード
- ベジタリアンおすすめドッグフード3選
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肉類全般、魚類全般にアレルギーがある犬には、野菜を主原料にしたベジタリアンドッグフードをおすすめします。
ベジタリアンドッグフードはタンパク質を補うための穀物が入っていますので、犬が穀物アレルギーの場合は注意して選んでください。ドックフード名 野菜類 穀物 添加物 ヤラー ベジタリアン ヒマワリ種子繊維、大豆、小麦ふすま 小麦、コーン、大豆 なし ナチュラルバランス ベジタリアン エンドウ豆、ポテトプロテイン、ポテト、トマトポマス 玄米、オートミール、パールバーレイ大麦 なし ギャザー エンドレスバレー エンドウ豆、レンズ豆、ポテト、キヌア、ニンジン 大麦、オート麦 なし ベジタリアンおすすめ「ヤラーベジタリアン」
ヤラー ベジタリアンの特徴
肉類や魚類が食べられない愛犬のために、動物性タンパク質を一切使用していないベジタリアンドッグフードです。 動物性タンパク質の代わりとして、畑のお肉と言われる大豆をタンパク源として使用しています。 アレルギー、肥満気味、消化器官が弱い、皮膚や被毛に問題がある愛犬にもおすすめです。内容量 600g / 2kg / 5kg / 10kg 価格 1,501円 / 4,428円 / 9,698円 / 18,360円 対応品種・年齢 全犬種・全年齢 主原料 小麦 / トウモロコシ / 大豆 粒の大きさ 大粒(14mm) カロリー (100gあたり)約349kcal 賞味期限 未開封で製造から12ヶ月 原産国 オランダ 販売元 株式会社アイピー通商 1日あたりのコスト(5kgの成犬の場合) 約221円 ナチュラルバランス ベジタリアンの特徴
ナチュラルバランス ベジタリアンは、肉や魚といった動物性タンパク質を一切使用せず、ポテトをタンパク源として使用しています。 動物性タンパク質にアレルギー反応を起こす愛犬でも、肉や魚を主原料にしたドッグフードと同じような栄養バランスを摂取することができます。 もちろん人工添加物は一切入っていません。内容量 1kg / 2.27kg 価格 1,645円 / 3,697円 対応品種・年齢 全犬種・全年齢 主原料 玄米 / オートミール / 大麦 / グリーンピース / ポテトプロテイン 粒の大きさ 大粒(10~15mm) カロリー (100gあたり)約331kcal 賞味期限 開封後で1ヶ月 原産国 アメリカ 販売元 株式会社プライム 1日あたりのコスト(3.5kgの成犬の場合) 約136円 割引 ギャザー エンドレスバレーの特徴
ギャザー エンドレスバレーはオーガニック認証原材料を使用した総合栄養食のベジタリアンドッグフードです。 エンドウ豆から良質なタンパク質を配合し、皮膚や消化器官などに症状がある愛犬にもおすすめ。 アレルギーになりやすいといわれる小麦、トウモロコシ、大豆は不使用です。内容量 454g / 2.72kg / 7.25kg 価格 1,480円 / 7,400円 / 17,820円 対応品種・年齢 全犬種・成犬 主原料 エンドウ豆 / 大麦 / オート麦 / レンズ豆 / ポテト 粒の大きさ 大粒(10~13mm) カロリー (100gあたり)約 350kcal 賞味期限 未開封で製造から12ヵ月 原産国 カナダ 販売元 グローバル ペット ニュートリション株式会社 1日あたりのコスト(5kgの成犬の場合) 約246円
アレルギーの愛犬に合うドッグフードは何種類か選んでおくべき3つの理由
愛犬のアレルギーに合わせたドッグフードが決まったところで、ひとつだけ注意点があります。
ドッグフードは1、2種類だけではなく、できるだけ何種類かのフード候補を選んでおくことです。
- 1.他の食物アレルギーの発症
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アレルギーは初めて食べたものには発症しません。
しばらく食べ続けることで、新たに食物アレルギーを発症することがあるのです。
愛犬のアレルギーに合わせたドッグフードを選んで食べさせているのに、「症状があまり良くならない」「落ち着いたと思ったらまた発症した」といったことが実際に起きています。ドッグフードを変える際には、原因がフードによるものなのかの判断は獣医さんとの相談が必要ですが、別のドッグフードを用意しておけば柔軟に対応することができます。
そのため、インターネットでしか購入できないドッグフードなどは注文から届くまで時間もかかるので、せめて目星だけはつけておくことをおすすめします。
- 2.栄養バランスの偏り
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総合栄養食であるドッグフードは栄養バランスがきちんと取れるように作られていますが、それぞれのドッグフードには主原料である肉類、野菜、果物など入っている食材は違います。
犬だけでなく人間でも同じ食材をずっと食べ続けているより、様々な食材を摂取したほうが身体には健康的です。アレルギーだからといってあまり限定しすぎることなく、いろんな栄養素を含んだものを食べさせてあげることが一番ですね。
- 3.食いつき、飽き、好き嫌いによって食べなくなる
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最後は性格や好みによるものですが、犬にも好き嫌いがあります。
「アレルギー症状は安定したけどあまり食べない」「飽きたのか残すようになった」という話も多く寄せられています。
無理やり食べさせるわけにもいけませんし、食べ物が気に入らないことでストレスになるのも避けたいですよね。こればかりは選んだドッグフードを食べさせてみないと分からないので、その時のために数種類のドッグフードを用意しておいたほうが良いと思います。
アレルギーの犬には手作りが一番?手作りのメリット・デメリット
「アレルギー 犬」をインターネットで調べてみると分かるのですが、手作りのご飯をおすすめしているのをよく見かけます。
もちろん手作りには犬の健康的なメリットがありますが、逆にデメリットもあります。
- 手作りのメリット
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- 食材を犬に合わせて自由に選べる
- 人の食事と同じ材料のため安心
手作りの一番のメリットは、アレルゲンを避けた食材を自由に選んで作ることができます。
特にアレルゲンの種類が多い犬には、なかなか合うドッグフードが見つかりにくいので、手作りをするのは最善だと思います。また、家族が食べる食材を使って作ることになるので安心感は絶大。
愛犬のための手作りレシピ本も市販されていますので、参考にしながら作ってあげるのも楽しいですね。
- 手作りのデメリット
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- 栄養バランスがかなり難しい
- 時間と手間がかかる
手作りで最もデメリットに感じるのが、栄養バランスを取ることがかなり難しいということです。
手作りだけを食べさせ続けたいという方は、食材の栄養素を細かく調べて、偏りがないようにバランスよく考えながら作らないといけません。そんなことは人間も同じことが言えるのではないかと思うかもしれないですが、犬と人間では身体の大きさが全然違います。
単純に大きさだけでいえば、赤ちゃんとほぼ同じ。
栄養バランスが少し崩れただけでも、すぐに調子を悪くしてしまうことがよくあるのです。また、手作りをする場合は「野菜は細かくすりつぶす」「食材は茹でて必ず火を通す」など調理に時間と手間がかかります。
手間を省くためとして冷凍しておけば作り置きや保存はできますが、食材の栄養素は確実に壊れます。
こうしたデメリットから毎食手作りするのは、あまり現実的ではないかもしれません。
- 基本はドッグフードで栄養を、ご褒美に手作りしてあげるのが理想的
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デメリットを大きく取り上げてしまいましたが、もちろん手作りがアレルギーにも健康にも理想です。
基本はドッグフードで必要な栄養バランスを取り、たまにご褒美感覚で手作りを食べさせてあげるのが飼い主にとっても、愛犬にとっても一番良いのではないかと思います。手作りする際にはもうひとつ注意点として犬には食べさせてはいけないものがありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
【まとめ】愛犬のアレルギーに合わせたドッグフードを意識して選ぶこと
犬のアレルギーが完治することはあまりありません。
完治は難しいですが、アレルギー症状が出ないように治療をすることはできます。
そのために飼い主が獣医さんと共にアレルギーと向き合って、愛犬に合わせたドッグフードを選んであげることが何より大切なのです。
アレルギー治療は根気が必要です。
症状がなかなか改善しなくても焦らず、アレルギーの原因をひとつひとつ追求しながら、健康的な愛犬との暮らしを実現していきましょう。