キャットフードに含まれる4Dミートの脅威!猫の健康に与える危険性とは!

キャットフードの原材料としていろんなお肉が使われていますが、原材料であるお肉の安全性を細かく確認する方は少ないと思います。
実は市販されている激安キャットフードのなかには、お肉の品質や安全性を無視した「4Dミート」という粗悪な動物肉が使われている可能性があることを知っていますか?
今回の記事では「4Dミートってなに?」「猫に危険なの?」「見分け方は?」といった疑問に答えるため、実際にある恐ろしい事実をまとめてみました。

危険な4Dミートとは?

「4Dミート」とは、以下の4つのDの状態に該当する動物の肉のこと。
つまり、廃棄するべき肉です。

  • Dead = 死んだ
  • Dying = 死にかけ
  • Diseased = 病気を持っている
  • Disabled = 障害を持っている

人間の食用としては使用禁止されているため、処分に困った廃棄肉を規制の緩いペットフードに再利用している背景があります。
使われている一番の理由としては、食用のお肉よりも安いからですね。
とても信じられないですが、価格を抑えるためとはいえ、こんな原材料を使用しているキャトフードを愛猫には食べさせたくないですね。

4Dミートを猫が食べると与える健康被害は?

4Dミートを猫が食べると与える健康被害は?

危険な4Dミートを猫が食べてしまうと、どのような健康的に影響があるのでしょうか。
飼い主の方でも分りやすい症状として簡単にまとめてみました。

「4Dミート」が猫に与える症状・影響

  • 毛並み、毛艶が悪くなる
  • 口臭、便臭が臭くなる
  • アレルギー体質になる
  • 栄養失調でやせ細る
  • 腎臓病などの病気にかかる

こちらは一例の症状だけですが、4Dミートが体内でどんな悪影響を与えているのかは計り知れません。
将来的に重度の病気を引き起こす可能性をたくさん含んでいるので、絶対に避けるべき原材料です。

安全な日本で4Dミートなんて使われているの?

国産だからって安心できない?

世界でも安全な国と言われている日本で、そんな粗悪なキャットフードが売られているはずがない!と思うかもしれません。
しかし、実際に死骸などの廃棄肉を使用していたという事件が過去にありました。

徳島市などが業者への委託を中止 県は陳謝 / 徳島[毎日新聞/徳島2002年2月22日] 徳島市、鳴門市、佐那河内村が、路上などで死んだ犬猫の死がいの処理を一般廃棄物処理の認可のない徳島市内の肉骨粉加工業者に委託していた問題で、県は21日開かれた県議会同和・人権・環境対策特別委で、廃棄物処理を適正に行う責任者として陳謝し、同3市村が既にこの業者への委託を中止したことを報告した。

もちろん国産キャットフードに限らず、外国産でも同じように4Dミートの危険性があります。
製造元の人間でもない限り全く分からないため、100%安全であるとは言えないのが現状です。

4Dミートの見分け方

とはいえ、愛猫の安全と健康を守るためには、4Dミートが使用されているキャットフードは避けなければいけません。4Dミートの見分け方としては、「原材料」と「値段」です。

「4Dミート」の見分け方

  • 〇〇ミート
  • 〇〇パウダー
  • 〇〇エキス
  • 肉副産物・家禽副産物
  • 動物性油脂
  • 値段がやたら安い

原材料をみて何の動物の肉なのか、どの部分が使用されているのか分からないものは避けましょう。一番分りやすいのは値段。
とにかく安いキャットフードは肉以外も粗悪な原材料を使用している可能性が高いため、有名メーカーでも低価格のキャットフードは選ばないようにするべきです。

【まとめ】激安キャットフードは4Dミートを使用している危険性あり

【まとめ】激安キャットフードは4Dミートを使用している危険性あり

キャットフードに使われる粗悪な原材料として、4Dミートをピックアップしました。
ペットフードは規制が緩い以上、愛猫の安全を守るためには、飼い主の方が強く意識してあげることが大切です。

とにかくキャットフードの良い悪いがを判断しやすいのが値段です。
安いのには原材料に何か理由があると簡単に想像できます。

愛猫に健康で長生きしてもらいたいなら、キャットフードの原材料は必ず確認すること。
品質・安全性をよくよく考えて、猫の身体にいいキャットフードを選んであげてください。

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